国際モデルフォレストネットワーク・グローバルフォーラムに小澤森協ネット代表出席


国際モデルフォレストネットワーク(事務局はカナダ・オタワ)主催のグローバルフォーラムは、今回はカナダ・アルバータ州のヒントンで、2008年(平成20年)6月16日〜20日まで5日にわたって開催されました。
私(小澤普照・京都モデルフォレスト協会顧問)は、田中和博京都府立大教授(京都モデルフォレスト協会理事)とともに、出席しました。
ヒントンは、アルバータ州の州都エドモントンの西、280キロ西に所在する町で、さらに西へ車で1時間ほど走ると、ジャスパー国立公園があります。
会場は、森林消防隊員などの訓練施設として開設された、ヒントン・トレーニングセンターで行われました。
初日の16日(月)は、全体会合で、国際モデルフォレストネットワーク事務総長(ピーター・ペッソー氏・京都訪問済み)らによる基調講演や国際モデルフォレスト運動の歴史などの説明がなされました。
2日目(火)と3日目(水)の午前中はワークショップということで、分科会という趣ですが、出席者の希望による組み分けが行われ、私は、事務局のボンネルさん(京都来訪経験あり)の助言もあり、火曜日は、モニタリングと評価、水曜日は、戦略計画のグループに入りました。
私は、京都モデルフォレストの特徴である個々のプロジェクトごとの産官学民(住民・NGO)の協働方式について紹介をさせてもらいました。
4日目はジャスパー国立公園で野外ツアーとなりました。
森林消防隊のヘリコプターから地上への降下実演、飛行機による消化剤投下実演などなかなか迫力がありました。
5日目の最終日は、全体会議の大部屋で各テーブルに分かれて意見交換会となりました。
なお、夕刻、前日から約束していたアルバータ大学のスペンス教授と田中教授、私の3人で、学生交流について意見交換を行いました。ペッソーさんも気になったようで、途中で来てくれました。教授も交流については積極的に賛同され、具体的な話があれば何時でも聞きたいとのことでした。
土曜日は、朝食後、2年後スペインで開催予定の次回大会での再会を約して、別れを惜しみつつ各自帰国の途につきました。
なおアジアからの参加は、モデルフォレスト運動実践国の日本、中国、タイ、フィリピン、インドネシア、インドの6カ国のほか、近い将来開設を目指す韓国の7カ国でした。


より詳しい概要は、森林塾のホームページに掲載してあります。
なお、写真集は森協ネットのホームページでご覧下さい。


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