上越市立三和中学校では、平成19年秋から、中学卒業までに自ら炭を焼き、炭を実際に使って問題解決を行う体験をするということを目指して準備が行われて来ました。
そして、平成20年3月、待望の炭焼窯が、江口誠三さん(上越森林環境実践塾炭焼技術インストラクター)の指導により完成しました。
築窯の主材料は、地域で定評のある天然石(大光寺石)が使われました。
学校の先生のお話では、生徒参加の炭焼活動では、炭の材料としては竹を使いたいとのことです。
また、校庭のマツの樹勢回復のプロジェクトには、炭の活用策を進めていただきたいと申し上げました。(以上、上越実践塾・小澤記)
以下に、炭焼窯の写真を掲載します。
右側は炭焼窯乍設の指導に当たった上越実践塾の江口誠三さんです。
炭焼窯の内部、窯本体は大光寺石で作られています。
三和中学校の校舎です。
校庭のマツ、樹勢が少し衰え葉が黄緑色になってきています。
生徒さん達が焼いた炭で樹勢の回復が出来れば素晴らしいと思います。