語り部　藤真知子さんからのメッセージ

あったらいいな☆こんな森

　　行ってみたいな☆あんな森

　　　　大事にしたいな☆そんな森

　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤　真知子

　私は童話作家で、今まで、魔法の童話（「まじょ子」シリーズ既刊４０巻、「わたしのママは魔女」シリーズ既刊３５巻など）が多かったのですが、昨年、温暖化防止センターの依頼で｢モットしゃちょうとモリバーバのもり｣という絵本をポプラ社から出版してから、森の大切さを痛感しました。

　童話作家のまじょ子先生としてイベントのときでも魔法クイズやマジック等を通して、森の大切さを訴えていくようになりました。

　桃太郎のお爺さんが芝刈りをしていたのも、金太郎が熊を家来にしていたのも、おむすびころりんのおじいさんが落ちた穴のねずみの家も森の中ですし、舌切り雀の雀のお宿も、かぐや姫が生まれたのも、竹やぶの中です。おかしのおうちや、白雪姫を助けた七人の小さな妖精の家も森にあります。

　そんなワクワクドキドキするお話が生まれたのは、昔の人たちが森の大切さを知り、森を愛していたからです。

　森の楽しさや愛する気持ちをもういちど見直して、森を大切にしたいという気持ちを伝えていきたいとおもいます。

　　藤真知子さんへのお便りはFAXで森の協働ネット事務局へ　FAX:03-3370-9872