京都モデルフォレスト運動の新たな展開・国際ネットワーク加入と新型協働活動
京都モデルフォレスト運動の新しい動きについて、平成20年2月6日付けの各紙(京都、産経、毎日、読売、朝日、日経)により、一斉に報道されています。
@京都モデルフォレスト協会(理事長・柏原康夫京都銀行頭取)が平成20年2月5日、カナダ、中国、インドなど世界18ヵ国が加盟する「国際モデルフォレストネットワーク(事務局はカナダ・オタワ)に加入すると発表しました。(加入手続き文書提出済み)
A2006年11月以来のモデルフォレスト運動は本格的な森林持続活動を行ってきましたがこれらに加えて、今般、京都府南丹市美山町における森林保全活動(対象は山林205ヘクタール、「つながりの森づくり」がコンセプト)に6者連携の協定調印式が2月5日行われたというものです。
調印者は、仏教大(福原隆善学長)、南丹市、三共精機(伊東一壽社長)、地元ボランティア団体のみやわきBilly(中島慎司代表)、京都府(山田啓二知事)、モデルフォレスト協会(柏原理事長)の6者です。
このプロジェクトは、モデルフォレストの事務局が、関係者を取りまとめて実現したものですが、大学の学長さんや企業の社長さん、知事さんなどが一堂に会して森林活動の協定を結ぶというようなことは日本では極めて珍しく、恐らく初めての出来事かも知れません。
今後大学、企業、ボランティア団体、地域自治体などが連携する森林持続のための新しいタイプの協働活動が京都から始まり、今後わが国の各地域で広がることが期待されます。
なお、国際ネットワークに加入するということは、今後、外国のモデルフォレスト関係者との交流が盛んになるということで、外国における森林持続の具体的活動についての情報が直接得られることから、わが国の森林・林業にとっては、大変有益なことと考えられます。
詳しくは、京都モデルフォレスト協会のホームページをご覧下さい。