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平成18年11月18日(土)開催のレディースネットワーク・21フォーラムは、「ペレットストーブの普及を考える」ということで大きな反響を呼びましたが、このたび報告書(平成19年2月23日)が発表されました。
報告書のテーマは、「木質ペレットストーブ普及を生かした山村地域活性化調査報告書」となっています。
内容は、温暖化防止に貢献する、木質バイオマスエネルギーの一つとしての木質ペレット普及の観点から、ペレットストーブに焦点を当てるものです。
調査内容としては、設置費別で20万円から50万円ほどの価格のペレットストーブについて、価格が高いと感じている人が多い(フォーラム会場アンケートで73パーセント)、またペレットの価格(25円〜60円/kg)については、高いとする人、5パーセントに対し、入手困難とする人が41パーセントもいるなど、問題点が浮き彫りになっています。
本報告書に対する問い合わせは、宮城県石巻地方振興事務所 林業振興部 山田 百合子さんにお願いします。
TEL: 0225-95-1436 FAX: 0225-23-3401 です。
なお、山田百合子さん執筆の木質ペレットストーブに関する原稿が、「現代林業」2007年2月号(林業改良普及協会発行)に掲載されていますのでご一読下さい。
(2007年2月28日、森協ネット・小澤 記)
平成18年度レディースネットワーク・21フォーラム
『森林から生まれたエネルギーを伝えたい 〜ペレットストーブの普及を考える〜
』
開催企画(案)
趣旨
本会(豊かな森林づくりのための「レディースネットワーク・21」)は,平成5年3月,全国の都道府県で働く女性林業技術職員相互のネットワーク化を図り,豊かな森林づくりに向けてアイデアの発信基地となることを目的として発足し,今年14年目を迎えた。
初年度136人だった会員は,現在では428名となり,自治体の枠を超え『森林』をキーワードに,森林の仕事を語るシンポジウムの開催,森林の市への出展,森の探求ワークブックの発行など様々な試みを続けている。
フォーラムは設立当初から毎年,全国様々な都道府県において開催しており,昨年は京都議定書が発行されたことを受け京都府において地球温暖化防止と森林整備を考えるフォーラムを行った。今年は一般家庭で利用可能な木質バイオマスエネルギー「木質ペレットストーブの普及」に焦点を当て,一般住民への普及の先進地である広島県を開催地とした。フォーラムでは外部講師による基調講演のほか、本会の会員ネットワークを生かした全国各地の事例研究を発表することで,参加者に全国の取組状況や木質バイオマスエネルギーへの理解を深めてもらうこととした。また2日目には会員を中心としたワークショップを行い,今後の普及定着に向けた方策を検討する。
開催概要
1 開催日時 平成18年11月18日(土)13:30 〜 11月19日(日)11:30
2 場 所 18日:広島YMCAホール 国際文化ホール(広島市中区八丁堀7-11)
19日:庄原市青少年の家七塚(庄原市七塚町580)
3 主 催 豊かな森林づくりのための「レディースネットワーク・21」
4 後 援 林野庁・(社)全国林業改良普及協会・(社)国土緑化推進機構
・(社)広島県みどり推進機構(予定)
5 内 容 18日:各地の事例発表及び基調講演
19日:木質バイオマスエネルギーの普及定着に向けたワークショップ
6 日 程