佐渡林業実践者大学29期生修了式・平成21年2月26日


29期修了者は28名です。
頑張りご苦労様でした。
なお、30期の受講者は25名です。


終了式資料表紙の写真・平成20年8月の演習林での炭焼き写真

小澤学長の講演テーマは、「経済不況を突破する林業の方策」ということで、内容は、近代的木材工場の紹介、付加価値増大の木製商品の開発、燻煙木工芸品、燻煙木材、政府・地方自治体の新年度予算関連トピックスの紹介のほか、太陽光発電、木質ペレットなど再生可能エネルギー開発、「森の駅」ネットワークの動き、最後に佐渡の島おこしの提言として、自然エネルギーの徹底開発とこれを利用した冬季の悪条件を吹き飛ばす滞在型観光、サンデー農林業などを機軸に二地域居住、エコハウスを含むエコロジーライフを徹底追求する実験基地・特区として浮上させるストーリーが展開されました。


なお、修了式終了後の懇親会では、折角盛り上がってきた木質ペレットも、早くも原料資材の確保に苦労したとの話もあり、類似の話が昔からつきまとう林業の脆弱性は是非この辺で打ち止めにしたいと思いました。


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